【時代の生き証人の肉声を聴く】
三池争議が終わり、三川鉱炭塵爆(たんじん)発事故を経験した昭和40年代の三池炭鉱では、1人当たりの出炭量が増加するとともに、改めて労働災害を減らすため保安の改善運動も行われるようになっていました。
そのころ石炭の成分分析を行っていた松岡大喜さんは、三池労組推薦の保安委員として、三池炭鉱の保安委員会に毎月参加することになったのです。
そこで松岡さんが見たものとは・・・。
令和4年度第2回の掘り出し物語は、三池炭鉱の保安委員であった松岡さんから、昭和40年代の労働災害の実態を中心に、分析の仕事や労働組合運動などについて語られます。
【三池炭鉱掘り出し物語とは】
大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブと共催で隔月1回、三池炭鉱にかかわる人々から貴重な話を聞く、連続講演会。
三池炭鉱をとりまく歴史や技術、社会など様々な側面から、多くの炭鉱関係者に語ってもらうことで、三池炭鉱の物語を掘り出し、今後に伝えていくことを目指しています。