ドキュメンタリー映画上映会 来場者からの声紹介
11月22日〜24日の3日間石炭館で開催した、こえの博物館ドキュメンタリー映画「三池炭鉱(やま)からの声」に多数お集まりいただきまして誠にありがとうございました。
この映画を見るために福岡市からお出でくださったお客様もおられました。
この映画は、炭都大牟田の様々な歴史的な出来事を資料や人々の証言で綴った物語です。「負の遺産」と言われながらも、一体何があったのかはあまり知られていなかった歴史に対して、初めてまちが向き合った記録です。
ご覧になる方それぞれに、様々な思いが交差する映画でもあります。ここで今回の上映会の感想をご紹介するとともに、まだご覧になっておられない皆さまには、ぜひ一度ご覧いただき、あなたはどのような感想をもたれるのか問い掛けたいと思います。
寄せられた声 ・自分の歴史の1頁が実感されて感無量です。今後の大牟田のにぎあいを何をしても取り戻したいですね。そのために何かできることをしたいと思うばかりです。
・三池炭鉱の事をすぐ近くの柳川の人間ですけど何も知りませんでした。日本の歴史をもう一度勉強したいと思いました。
・私も若い頃主人が坑内で働き、炭婦協発会にも参加、闘争や色々な経験をしました。なつかしいような悲しいような気持ちで胸一杯でした。作品として発表されるまで大変な苦労だったと思います。本日はありがとうございました。
・大変貴重なものを見れて感動しました。映像の力を強く感じます。ホールの音響が少し聞き取りずらい部分もあった。
・この映画を見るためだけに福岡から来ました。「負の遺産」も「正の遺産」もなく、「歴史」があるだけだと思いました。私はドイツのアウシュビッツのように、大牟田も人類の経験した「近代」、特に「二十世紀」の歴史の証人として世界の人々にその歴史を伝えていく使命があると思いました。(多分アウシュビッツに昔から住んでいる地元の人々は自分達の平和で穏やかな田舎の村が、強制収容所の代名詞になっていく過程では抵抗があったことと思います。)しかし、大牟田市が主になって人類の近代史に正面から向かい合い、それらを記録し、伝えていこうとする姿勢に、大牟田の方々のもつ人間としての奥行きの深さを見、心から敬服しました。「近代」や「科学」が人類にもたらした進歩や発展や豊かさをきちんと肯定的に評価しつつ、それらを手に入れるために払った犠牲にもきちんと目を向けて行こうとすることは、二十一世紀の人類の歴史に本当に新しい頁をひらく動きだと思います。また、(多分お金の問題はあると思いますが)この『声の博物館』についてもっと宣伝して、広く多くの方々に観ていただきたいなと思いました。(特に若い人々、30才以下の人々に観てもらいたいなと思いました。)

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